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アードベッグもコアレンジ刷新へ。新常設は2020年以来の15年。

アードベッグもコアレンジ刷新へ。新常設は2020年以来の15年。

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アイラ島のアードベッグ蒸溜所が、2020年以来となる新たな常設品「アードベッグ・トゥルーダーニッシュ15年」を発表しました。

同時に、コアレンジ全体のパッケージデザインも刷新しています。

新常設『トゥルーダーニッシュ』の中身

名前の由来は、アイラ島東岸にかつて存在した集落「トゥルーダーニッシュ」。凍ることのない隠れた井戸があるという言い伝えを持つ土地です。

バーボン樽、内側を焼いた新樽、オロロソシェリー樽で熟成した15年熟成のシングルモルトで、度数は48.8%。

すでにサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2026でダブルゴールドを獲得しています。9月15日から蒸溜所ビジターセンターや専門酒販店で発売され、ドイツでの希望小売価格は79.99ユーロ(約1万4,800円)です。

オーツカ
アードベッグの恒久ラインが増えるのは2020年以来。しかも凍らない井戸の伝説とは、ネーミングのセンスも健在ですね。

アードベッグ最高蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士は「アードベッグに新常設が加わるのはまれな出来事で、初の恒久15年熟成品は祝うべき瞬間だ」とコメント。

蒸溜所マネージャーのブライオニー・マクニーヴン氏も「私たちのコアレンジはアイラ島の個性と香味に満ちている」と紹介しています。

コアレンジ全体もデザイン刷新、価格順に見るラインナップ

今回のトゥルーダーニッシュ発表に合わせて、アードベッグは常設ラインナップ全体のパッケージデザインも刷新します。

化粧箱には銘柄ごとの個性を絵で表現し、ラベルはブランド名をより大きく見やすくしたとのことです。

段階的に切り替えが進み、「ウィー・ビースティー」だけは従来デザインのまま残るとされています。

ドイツでの希望小売価格をもとに、現在のコアレンジを安い順に並べると次のようになります。

  • ウィー・ビースティー5年:38.49ユーロ(約7,100円、47.4%)
  • 10年(テン):49.99ユーロ(約9,300円、46%)
  • アン・オー:59.99ユーロ(約1万1,100円、46.6%)
  • ウーガダール&トゥルーダーニッシュ15年:79.99ユーロ(約1万4,800円、それぞれ54.2%・48.8%)
  • コリーヴレッカン:99.99ユーロ(約1万8,500円、57.1%)

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2026年、業界で相次ぐコアレンジ刷新にアードベッグも合流

コアレンジのパッケージ刷新は、今年に入ってから大手各社で相次いでいる動きです。

1月にはグレンカダムが、2月にグレンフィディックが、3月にトマーティンが、7月にはディアジオのザ・シングルトンがそれぞれ主力ラインのデザインを一新しました。アードベッグも、この2026年の刷新ラッシュに合流した形です。

各社が示し合わせたわけではないにせよ、棚での存在感を高めたいという業界共通の危機感が背景にありそうです。

日本でも今年動いていた、もう一つの『15年』

日本でアードベッグを扱うモエ ヘネシー ジャパンは、7月にもアードベッグの「15年」に関連する動きを見せていました。「アードベッグ アン・オー」の原点となった、2010年蒸留・PXシェリー樽で15年熟成させた一樽を日本限定でボトリングした「アードベッグ レアカスク No.20080」です。

Ardbeg Rare Cask No.20080

今回のトゥルーダーニッシュとは全く別の商品ですが、期せずして同じ年に「アードベッグの15年」という共通項が重なった形です。

トゥルーダーニッシュの日本発売時期・価格は、原稿執筆時点では未確認です。




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