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グレンモーレンジィがコアレンジに30年熟成を追加。ブルゴーニュ樽15年以上の一本

グレンモーレンジィがコアレンジに30年熟成を追加。ブルゴーニュ樽15年以上の一本

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グレンモーレンジィが、コアレンジの頂点となる30年熟成ボトル『ザ・サーティ』を発表しました。

同蒸溜所のコアレンジとしては最長熟成となります。

30年の半分以上をブルゴーニュ樽で過ごす

『ザ・サーティ』の構成で目を引くのは、30年という熟成年数よりもその中身です。

レシピの3分の2を占めるのが、ブルゴーニュ赤ワイン樽で15年以上フィニッシュした原酒。

つまりこのウイスキーは、30年の熟成期間のうち半分以上をワイン樽の中で過ごしていることになります。残りの3分の1はバーボン樽のみで熟成した原酒で、グレンモーレンジィ本来のエレガントなハウススタイルを支える役割を担います。

ブルゴーニュ樽は、ウイスキー蒸溜所が使用するワイン樽の中でも繊細な扱いが求められる素材です。ピノ・ノワールを主体とするブルゴーニュワインの赤い果実のニュアンスと複雑な土壌由来のキャラクターが長期間かけて原酒に移り、今回のテイスティングノートにある「チョコレートトリュフ、ラズベリー、チェリー、熟れたピーチ、カンデッドオレンジ」といった重層的なプロファイルを形成したと考えられます。

ウイスキー・クリエイション・ディレクターのビル・ラムズデン博士はブルゴーニュ樽実験の第一人者として知られており、今回はその集大成とも言えるリリースです。

コアレンジの最上位に座るまで

グレンモーレンジィは2000年代に複数の30年熟成ボトルをリリースしていましたが、いずれも限定品でした。

2024年にはコアレンジ全体のリニューアルが行われ、フラッグシップのオリジナルが10年から12年へ、18年物は『エクストリーム・レア』から『インフィニータ』へと改名・刷新されています。今回の『ザ・サーティ』は、そのレンジ再編の仕上げとして常設ラインに30年を据えた形です。

スペックはアルコール度数43%、英国希望小売価格は740ポンド(約14万5,000円)。3月末より蒸溜所ウェブサイト、テイン蒸溜所ビジターセンター、ロンドン・ヒースロー空港のブティックで順次販売開始。その他市場への展開は年内を通じて予定されています。日本市場への展開時期は未確認です。

オーツカ
30年の半分をブルゴーニュ樽で過ごすというのは、かなり踏み込んだ構成だと思います。グレンモーレンジィのハウスキャラクターがどこまで残っているかが気になるところです。



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