カナディアンウイスキーの象徴として、世界中で愛されるクラウンローヤル(Crown Royal)。
その誉れ高きブランドから、新たな革新を告げる一本、「クラウンローヤル マーキス(Crown Royal Marquis)」が発表されました。
カリブ海のラム樽で丁寧にフィニッシュされたこのブレンデッドウイスキーは、日常の中に特別な輝きをもたらし、活気あふれる夜のひとときを再び盛り上げることを目指してつくられたとのこと。

甘美でエキゾチックなマーキス
最大の特徴は、熟成の最終段階でカリブ海のラム樽を使用している点。
これにより、クラウンローヤルならではの驚くほど滑らかな口当たりはそのままに、ラム由来の甘くエキゾチックなニュアンスが加わり、ユニークな個性が生まれました。
テイスティングノート
リッチでうっとりするようなハチミツ、ブラウンシュガー、そしてバニラの甘いアロマが広がります。
味わいは、デーツ(ナツメヤシ)やイチジクを思わせる心地よいフルーティーさがアクセントとなり、どこまでもスムーズな余韻へと続きます。
アルコール度数は40%で、ストレートやオン・ザ・ロックでその複雑な風味をじっくりと堪能するのも格別です。
コンセプトは「日常の王族」と「ナイトライフの再燃」
クラウンローヤルのハドリー・シェーファー副社長は、この新作について次のように語ります。
「マーキスは、あらゆるシーンにふさわしい特別なウイスキーを創造するという私たちの目標を真に体現する、非常に特別なイノベーションです。
その重層的なフレーバーと印象的なボトルは、『日常の王族(everyday royalty)』、つまり日々の生活を大切にする人々を念頭に置いて造られました。
美味しいカクテルになるだけでなく、私たちがナイトライフ文化で再び目にしたいと願う、あの活気ある魅力的なエネルギーを表現するスピリッツなのです。」
「マーキス」は、いつもの時間を少しだけ贅沢に彩り、友人たちとの語らいや夜の街を楽しむ瞬間を、さらに特別なものにしてくれることでしょう。
ブランドは、この発売を記念して、ワシントンD.C.やアトランタの活気あるイベント会場でプロモーションを展開し、「マーキス」と共にナイトライフを再燃させるよう呼びかけています。
楽しみ方は自由自在、シグネチャーカクテルも
もちろん、カクテルベースとしてもその魅力を発揮します。
ブランドが推奨するのは、パイナップルジュース、ライム、ソーダと合わせたシグネチャーカクテル。ラム樽フィニッシュならではのトロピカルな風味が、爽快な味わいを生み出します。
限定発売を経て、全米へ
紫がかった美しいボトルに詰められた「クラウンローヤル マーキス」は、まず2025年5月からアメリカのジョージア州、メリーランド州、ワシントンD.C.および一部の米軍基地にて先行発売されます(希望小売価格 39.99ドル)。そして、2026年1月には全米展開が予定されています。
近年、初のシングルモルトやブランド最長熟となる31年もの、さらには12年熟成のリザーブブレンドのリニューアルなど、意欲的なリリースでウイスキーファンを驚かせているクラウンローヤル。
今回のラム樽フィニッシュの「マーキス」も、その革新し続けるブランドの姿勢を力強く示す一本と言えるでしょう。
カナディアンにラム樽はおいしそう。