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ヒット中のブラックルビー、次の一手は豪州でRTD缶。日本は?

ヒット中のブラックルビー、次の一手は豪州でRTD缶。日本は?

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先日、日本で待望の出荷再開が発表され、ファンを喜ばせた「ジョニーウォーカー ブラックルビー」。

今年4月の発売直後から、その人気から品薄状態が続いていただけに、記憶に新しい方も多いでしょう。

スマッシュヒットで一時休売、「ブラックルビー」が待望の出荷再開へ

そのブラックルビーが、今度は海外で新たな展開を見せました。オーストラリア市場限定で、RTD(Ready-to-Drink)缶が発売されたのです。

オーストラリアで先行、ブラックベリー&ソーダ

今回オーストラリアで発売されたのは、「ジョニーウォーカー ブラックルビー ブラックベリー&ソーダ」。

その名の通り、ブラックルビーをベースに、ブラックベリーとエルダーフラワー、そしてソーダを加えた、爽やかなウイスキースプリッツァーです。

アルコール度数は6%と飲みやすく、若者や新しい層を意識した現代的なアプローチが特徴。ディアジオ・オーストラリアのマーケティング責任者は、「スコッチをより現代的で包括的なものとして再創造する、ブランドの進歩の精神を物語っている」と語ります。

  • 商品名: ジョニーウォーカー ブラックルビー ブラックベリー&ソーダ

  • アルコール度数: 6%

  • 容量: 375ml缶

  • 価格: 1缶10豪ドル(約6.5米ドル/約1,080円)、4缶パック34豪ドル(約22米ドル/約3,700円)

シドニーで開催されたローンチイベントでは、インフルエンサーやアーティストが集い、音楽ライブが行われるなど、カルチャーとの結びつきを強く意識したプロモーションが展開されました。

好調なRTD市場とブランドの狙い

ウイスキーのRTD、いわゆる「缶ハイボール」市場は、日本だけでなく世界的にも好調です。

今回の動きは、ジョニーウォーカーという伝統的なブランドが、この成長市場に積極的に対応しようとする明確な戦略の表れと言えます。

ベースとなっている「ブラックルビー」自体が、ブランド初の女性マスターブレンダーであるエマ・ウォーカー氏が手掛けた、スコッチに馴染みのない層にもアピールするモダンなウイスキー。それをさらに飲みやすいRTDという形で提供することで、新たなファン層の開拓を狙っています。

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日本での発売は?

気になるのは「このRTD缶は日本で発売されるのか?」。

現時点では、今回の「ブラックルビー ブラックベリー&ソーダ」はオーストラリア市場限定とされており、日本での発売に関する公式なアナウンスはありません。

しかし、日本市場における「ブラックルビー」のボトルの大ヒットと、国内のRTD市場の活況を考えれば、将来的な展開を期待したくなるのは自然なこと。

ジョニーウォーカーというブランドが、エマ・ウォーカー氏のもとで新しい時代へと進んでいく中で、日本のファンに向けた新たな一手があるのか。

今後の動向に注目していきたいところです。




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