ウイスキーファンにとって、一年の締めくくりとも言える最大のイベント「ウイスキーフェスティバル」。
その東京開催の詳細と、待望のチケット発売日が、主催者であるウイスキー文化研究所より発表されました。国内外のウイスキーが一堂に会する、年に一度の祭典が、今年も冬の高田馬場で開催されます。
開催概要とチケット情報

まずは、イベントの基本情報と、重要なチケットの発売日を確認しておきましょう。
- イベント名: ウイスキーフェスティバル2025 in 東京
- 日時: 2025年12月6日(土)、7日(日)
各日2部制(10:00~13:30 / 14:30~18:00)の完全入れ替え制 - 会場: ベルサール高田馬場
- 入場料: 5,000円(税込)
- チケット発売日:
- ウイスキー文化研究所会員先行: 9月11日(木)12:00~
各部400枚限定 - 一般販売: 9月18日(木)12:00~
チケットは、イベント公式ホームページから、デジタルチケットシステム「クラウドパス」を通じて購入する形式となります。
参加を希望する方は発売日時を忘れないようにしましょう。
日本のウイスキー界のトップランナーが集結するセミナー
ウイスキーフェスティバルの大きな魅力の一つが、豪華講師陣によるテイスティングセミナーです。今年も、日本のウイスキー造りを牽引する、まさにオールスターと言うべき面々が登壇します。

サントリー 福與伸二氏(チーフブレンダー): ジャパニーズウイスキーの定義を基に、サントリーウイスキーの品質を紐解きます。
キリンビール 田中城太氏(マスターブレンダー): 富士御殿場蒸溜所の現在地と未来への挑戦について、貴重なサンプルと共に解説。
ニッカウヰスキー 尾崎裕美氏(シニアブレンダー): 創業90周年を迎えたニッカの、これからの原酒づくりに迫ります。
ベンチャーウイスキー 吉川由美氏 + 宮澤一揮氏(クーパー): イチローズモルトを支える「樽」について、製造から深く掘り下げます。
厚岸蒸溜所 岩橋拓也氏(ブレンダー): 蒸溜開始10年目を迎えた厚岸の「今と未来」を語ります。
これだけの主要メーカーのブレンダーが一堂に会する機会は、なかなかありません。
さらに、海外からはブレンデッドウイスキーの概念を革新し続ける「コンパスボックス」のウイスキーメーカーや、ディアジオ社のブランドアンバサダーによる「ジョニーウォーカー ブルーラベル」のセミナーも開催。そして、ウイスキー文化研究所の土屋守代表による、中国で限定販売された超希少な「ゴンシリーズ」をテイスティングできる、特別なセミナーも予定されています(※このセミナーのみ受講料が異なります)。
各セミナーは、入場チケットとは別に、4,500円(税込)からの受講料が必要となりますが、普段は決して聞くことのできない貴重な話と、特別なウイスキーを味わえる、またとない機会です。
世界中のウイスキーが集まる広大な試飲フロアと、トッププロフェッショナルから直接学べるセミナー。ウイスキーフェスティバルは、初心者から熱心な愛好家まで、すべてのウイスキーファンにとってすばらしい体験となるはずです。
冬の訪れと共に、この熱気あふれる二日間を楽しみに待ちましょう。