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1000円~/スモーキー系おすすめウイスキー30銘柄以上/ピート・アイラ・薬品・燻製

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オーツカ

安くておいしいピーティ&スモーキーなウイスキーを探しているみなさん、こんにちは。
麦甘でボディ太めのスモーキーハイボールが大好きなオーツカです。

「スモーキーで薬臭いウイスキー」の代表例としてラフロイグやアードベッグといったアイラのシングルモルトを勧めていますが、ウイスキービギナーにシングルモルトはちょっと価格帯が高いかな、とも思います。

アードベッグはまだしも、ラフロイグ10年は値上がりして5,000円以上しますし。

というわけで今回はアイラモルトのオフィシャルを除いた1,000円台~3,000円台のウイスキーを中心に、ピート香をしっかり感じるウイスキーを一挙にご紹介してきましょう!

まとめて試飲できる!オリジナルスモーキーウイスキーセット

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まずはオリジナルセットの紹介させてください!

まとめてわかる!スモーキーウイスキーセット

スモーキーモルトウイスキーおすすめセット 5ピース

ご要望が多かったので作りました!

ウイスキーラヴァーズ達からも評判の高い、けむた~いウイスキーを少しずつ飲めるお得な5種の飲み比べセットです。

ガツンとスモーキーなウイスキーがお好みなあなたにそれぞれキャラクターの異なる美味しいウイスキーをセレクト。

30mlセットと100mlセットから選べるので、少しずつ飲み比べて、あなたの好きなスモーキーモルトを見つけてください!

ピーティ&スモーキーな1000円~3000円台のおすすめウイスキー28選

1000円以下からスタートして、ギリギリ3000円台に収まるくらいまでのラインナップでいきます。

格安ウイスキーはストレートよりはソーダ割で楽しんだほうがよいでしょう。ポイントは注ぐ際にウイスキーを氷に当てないこと、炭酸もそっとグラスに沿わすように注ぐこと、やや濃いめ(ウイスキー1:炭酸水3程度)に仕上げることです。

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1,000円台のコスパスモーキーコスパ最強2000円~3000円台探せば3000円台であるかも

【1,000円台】ピーティでスモーキーなおすすめウイスキー

1000円台でスモーキーなウイスキーを味わうというのはなかなか難易度が高いのですが、格安銘柄の中でも比較的ピートの効いたものをご紹介していきましょう。

ちなみにストレートというよりはソーダ割で楽しんだほうがよいでしょう。ポイントは濃いめのハイボール(ウイスキー1:炭酸水3程度)でつくると、スモーキーフレーバーをよく感じられます。

グランツ トリプルウッド スモーキー

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恐らく格安部類では最強のスモーキーさを持っているはず。グランツの煙いやつです。

ファーストフィルのバーボンバレル、リフィルのアメリカンオーク樽、バージンアメリカンオーク樽の3種類の樽で熟成された原酒が使われています。

香りは甘みたっぷりの熟した梨、コーヒービーンズ、麦チョコ。味わいはバニラの甘みと洋梨、みかん水、フローラルキャンディ。

余韻はやや長めでうっすらスモーキーさを感じますがピート由来ではなく樽由来かと。わずかにフローラル。

ソーダ割以外にもロックでもおいしい、コストパフォーマンスに優れた一本。晩酌用として「必携」です!

ティーチャーズ ハイランドクリーム

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次点で、ティーチャーズ。アードモア蒸溜所が造り出す力強いブレンデッドウイスキーです。

グレンドロナックとアードモアをキーモルトとしており、甘やかでありつつも複雑なスモーキーさを醸し出しています。

アルコール由来のツンとくるアタック、酸っぱいリンゴのような酸味も感じますが、しっかりとヨード系のフレーバーが感じられます。

スモーキーでリーズナブル!熟成感はさほど感じませんが、カジュアルに食中に飲むのがおすすめです。

ストラスアラン(スパイシー寄り)

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グラスゴーにあるグラスゴー蒸溜所がリリースしている安ウマ面白ウイスキー。

アイラ、スカイ、オークニーなどの島モノモルトを使って仕上げたスパイシーなブレンデッドで、しっかり磯の香りがします。

ストレートで口をつけてみればわかるのですが、かなりしょっぱいアクセントがあって、ピリッとします。ボディはこの価格帯にしてはかなり重め。

ハイボールにすると最高で、唐揚げや餃子にぴったりです。

ロングジョン

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身長が193cmもあったジョン・マクドナルドが『のっぽ』と呼ばれていたことから命名されたロングジョン。

キーモルトはスペイサイドモルトのトーモア(軽くて甘い風味)ですが、香りづけにラフロイグを使っています。

香りはうっすらピートスモーク。そして洋ナシのようなさわやかなフレーバーを感じます。

やや酸味のある味わいで、甘い余韻があります。

水割りやハイボールで飲んだほうがスモーキーさを感じられます。

クランスマン(スパイシー寄り)

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ロッホローモンド蒸溜所で作られているブレンデッドウイスキーです。ちょっとニッカっぽいスモーキーさがあります。

香りは洋ナシ、バタースコッチ、ブレンデッドらしい薄いシェリー香。そして少しの灰っぽいピート。

味わいはまろやかでフルーティー。バニラ、ブラウンシュガー、キャラメル。蒸した野菜、後半にホワイトペッパーのスパイシーさ。

腰は弱いので加水は微妙。ストレートでいただきましょう。ってかこの価格帯でストレートで飲めるブランドがあるのが驚きです!おすすめ!

ジョニ赤

JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)
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世界中で愛され続けるジョニーウォーカーの最も安価なタイプです。

スタンダード中のスタンダードですが、複雑に入り組んだフルーティでふくよかなアロマ、そしてコケや土を感じさせるスモーキーさが乗っています。

アルコールのアタックが強いのでごまかされがちですが、煙さはしっかりと感じられます。

キーモルトはカーデュという爽やか目なウイスキーですが、タリスカーのスパイシーさも感じます。

とても手に入りやすいウイスキーなので、まずは飲んでみてください。

 

コスパ最強2000円~3000円台

ここからは市場価格2,000円台後半でピートスモークをよく感じさせる商品をピックアップします。
もう少し出せばシングルモルト買えるからそっちのほうがよくない?と思われる方もいるかもしれませんが、この価格帯からは非常に完成度の高いブレンデッドが増えてきます。

割と優秀なボトラーズものなどもピックアップしますので、参考にして下さい。

フェイマスグラウス スモーキーブラック(1000mlもあるよ)

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2012年にリリースされた「ザ・ブラックグラウス」の後継ボトルです。

フェイマスグラウスに使われているマッカランやハイランドパークのモルト原酒に加え、アイラモルトをブレンドしています。グレンタレット蒸留所の、ピーテッド・モルトも使用しているのかな。

鼻を近づけるとマッカランやハイランドパークに由来する華やかな香りに混ざり、うっすらと潮の香。

海の岩場で行うバーベキューを彷彿とさせるような、なんとなく懐かしいアロマです。

ややドライな口当たりで、味わいはレーズンやドライプラムの甘みの後、ピートを強く感じます。同時に青リンゴのフルーティさが鼻腔をくすぐり、余韻はしっかり樽感があり、この価格帯では申し分ないおいしさ。

フェイマスグラウスのスタンダードボトルから感じた甘くて飲みやすい印象は薄れ、本格的なブレンデッドスコッチを飲む玄人向けのボトルに仕上がっています。

終売したブラックグラウスもそうでしたが、この価格帯のブレンデッドとしては頭一つ抜けた印象のうまいウイスキーです。

グレンマレイ クラシック ピーテッド

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安くておいしいシングルモルト、グレンマレイのピーテッドモルトタイプ。

クラシックらしいバニラや麦芽クッキーの中に潜むスモーキーフレーバーが最大の特徴です。

同価格帯の若いアイラモルトと比較しても完成度は高い商品。

グレンマレイクラシックの持ち味であるハーバルさ、ショートブレットの甘さとカシスの果実感に「スモーク」をプラス。

アイラミスト オリジナル ピーテッド

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ラフロイグをキーモルトとしており、グレングラントやグレンリベットなどがブレンドされています。

しっかりとした磯の香りと、ラフロイグ特有のナッツのような香ばしさ。

後味はスイートで非常に飲みやすいアイラです。

飲みやすさの理由はグレングラントやグレンリベット由来のリンゴやバナナのニュアンスですね。8年やピーテッドリザーブなど他ラインナップも比較的お手軽な金額で買えます。

優秀なブレンデッド。

ロッホローモンド シングルグレーン ピーテッド

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特殊なローモンドスチルを扱うロッホローモンドのシングルグレーンです。

原料にピーテッドモルトを使用し、希少なカフェスチルで蒸溜を行いました。これ面白くて、連続式蒸留器で蒸溜しているのでグレーン扱いとなるのですが、原料はモルトを使用しているのです。

香りは、すぐにクレゾールのような、少し塩素系の強いフェノール香。じわりとクローブ、ちょっと生薬のよう。味わいはだいぶやわらかくてフレッシュな赤リンゴ、パイナップル。酸が強くベルモットのような味わいもある。シロップやべっこう飴のトロリとしたニュアンスも。余韻は短めでドライ。

ハマる人は絶対ハマる、漢方と子供用シロップな味です。

笹の川ブレンデッドウイスキー 963 黒ラベル

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福島県の老舗酒造メーカー笹の川酒造の看板商品「963」シリーズ。
紹介するのは963のジョニ黒こと、黒ラベルです。

赤もあるんですが、黒のほうが力強くボディが厚い味わいで、個人的に好きです。

スモーキーフレーバーもしっかりしていて、飲みごたえがあります。加水でだいぶ麦の甘さが出るのでハイボールがとてもおすすめ。いわゆる麦甘太めボディのおいしいやつ。ジャパニーズの隠れた名品。

アイラストーム

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ブルックラディでボトリングしたのか?と思うくらいそっくりな外観のアイラストーム。

最近輸入がちょっと不安定で、お値段が張ってきてますが、こちらはかなりおすすめです。色々な口コミを見ても「バランスが良い」と評価されていて、僕も実際飲んでおいしいと思いました。

アイラらしいピート、ヨード香。ストレートだとバニラやりんごのニュアンスもあります。

余韻が長く、加水、ソーダ割りでもおいしくいただけました。

中身はラガヴーリンやカリラかと推測します。

フィンラガン オリジナルピーティ

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蒸溜所は非公開ですが、しっかりスモーキーな短熟アイラモルトウイスキーです。

ラフロイグやアードベッグといったアイラのシングルモルトと比べると全体的に若く、溌溂としたイメージで、ピーティなウイスキーをインスタントに楽しみたい時に重宝します。

スモーキー、ピーティー、潮の香りといった個性的なアイラ・スコッチを味わいたい入門用のシングルモルトといった位置づけ。

アイリーク(イーラッハ)

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「アイラ島民」の名を持つガツンとスモーキーでスパイシーなウイスキーです。

蒸溜所の名前は明かされていませんがラガヴーリンやラフロイグが入っていると言われています。

熟成感はあまりないですが、恐らくラガヴーリンの若いモルトかと思います。

甘さはほとんど感じられません。

カスクストレングスのボトルもあり、よりガツンとしたピート香を体感したい人は是非どうぞ。

「インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション」で金賞を受賞したこともあるクオリティの高いスモーキーモルトです。

ハミルトンズアイラ

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グラスゴーに本拠を置くアンガス・ダンディー社がリリースするアイラモルトのブレンデッド。

同ブランドからは、アイラ以外にもアイルズ(アイランズ)、ハイランド、ローランド、スペイサイドのブレンデッド・モルトとシングル・グレーンがリリースされています。

他のラインナップは安いんですが、このアイラだけなぜか少し価格帯が上になります。

フィンラガンやアイリークと比べるとおとなしいスモーキーさです。

ヒンチ ピーテッド シングルモルト

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だいぶマニアックですが、アイリッシュのピーテッドは珍しいので試してほしい逸品。
2020年創業の北アイルランドのヒンチ蒸留所から「ヒンチ ピーテッド シングルモルト」です。

アイリッシュ特有の三回蒸溜なので、かなりなめらかで軽快な酒質ではあるのですが、ピートはしっかり感じます。軽やかでトロっとしたテクスチャで、最初は水飴シロップのよう。オイリーな潮気から唐辛子のスパイス、そしてクリーミーで甘い余韻が特徴。

ストレートがおすすめ。

ちなみに蒸留所の名前は、アイルランド語で「島の町」と訳されている近くの町「バリーナヒンチ」に由来しています。

ジョニーウォーカーダブルブラック

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言わずと知れたジョニーウォーカー内で最もスモーキーさを全面的に押し出したラインです。

ブラックラベル12年もピーティさはありますが、ダブルブラックはその上をいきます。

しかし、やみくもに煙たいだけではなく、紅茶の茶葉のような湿ったニュアンスと、バターキャラメルのような甘みもしっかり感じられるボトルです。

万人受けするブラックラベル12年と比較すると、少々クセのある味わいとなりますが、よりスモーキーなジョニーウォーカーが日常的に飲みたいという方にはぴったりの一本

トミントール ピーティッド

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あまりメジャーではないですが、サラリと甘い、さっぱり系スペイサイドモルトのトミントール。ブレンデッドウイスキーの「ホワイト&マッカイ」のキーモルトとしても使われています。

元々がかなり繊細でフローラルな香りなので、香りからはトミントールの影は見当たりません。思いっきり焚火、こんがり焼いたビスケット。しかし口当たりの軽快さは完全にトミントールです。とても軽やかでバニラや糖蜜を感じます。後半は結構スパイシーでリコリスやレモンピールのようなビターさがあります。

トミントールとはゲール語で“納屋の形をした丘”の意味。 蒸留所はスペイ川の支流エイボン川の山深い谷間に建っています。創業は1964年と比較的新しく、近代設備にめぐまれた蒸留所です。

ハイランドクイーン マジェスティアイラ

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現在はピカール社が運営しているハイランドクイーン。

フルーティーな酒質の中に上手にスモーキーフレーバ―が溶け込んでいます。

ピカール社になってから、ベースはおそらくタリバーディンかなと思います。香りには薬品と埃っぽいピート、テクスチャはオイリー。口をつけると感じる若い木やハチミツっぽいのがタリバーディンのそれかな。

加水には弱い印象です。ハイボールもピーティさは弱くなりますが、はちみつ感は増します。

グレンジストン アイラ

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アイラモルトの格安ブレンでデッド。

構成原酒は不明ですが、熟成年数はかなり若い印象を受けました。BBQの煙のようなピート香と、バーボン樽由来のバニラ、ナッツ。あまりクッキリとした印象ではなく、柔らかくまとわりつくようなスモーキーさがあります。
アルコール度数40度なこともあり、かなりマイルドです。

ブルーチーズやスモークチーズとの相性がよいと書いてありますが、個人的にはボンゴレビアンコとか、イカ墨パスタあたりと食べたい。

グレンジストンはアイラ以外にもハイランドやシェリーカスク、ラムカスクなどをリリースしています。シェリーカスクが一番評判は高いかな。

ダンベーガンアイラ

ダンベーガン アイラ シングルモルト 43度 700ml
ダンベーガン
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ダンベーガンがリリースするアイラシングルモルト。こちらも蒸溜所非公開のアイラウイスキーです。ちょっと前まで8年の表記があったかと思いますが、ノンエイジになりましたね。

しっかりしたスモークとヨード。香ばしいモルトの甘みがあり、爽やかでスムースな味わい。

ミントやレモンの柑橘、ドライでビターなフィニッシュ。クローブっぽいハーブも感じます。

この価格帯にしては複層的なほうかと思います。ブレンダーがいい仕事をしている。

アードモア レガシー

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ハイランドの格安スモーキーシングルモルト代表「アードモア」。

以前の「トラディショナル・カスク」がピーテッドモルト100%だったのに対し、レガシーのピーテッド割合は80%、残りの20%がノンピーテッドモルトという配合となっています。フェノール値は12~14ppmということで比較的軽いスモーク感です。

香りはバーボン樽熟成を想起させるシリアルとバニラ。ハチミツ、オレンジの柑橘とシナモン様のスパイス、ほのかに土気を感じるスモーク。

味わいはクリーミーな塩バニラアイス、ウエハース、程よいアタック感とシルキーな舌触り。

程良く長い余韻も楽しめる、バランスの良いボトルです。

カネマラ

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熟成年数4,6,8年という年代別の原酒をヴァッティングして造られたカネマラのスタンダードボトルです。

香りは青味がかったフレッシュな南国フルーツ、スモーキーさと同時に土っぽさも感じます。

飲み口はスムースですが、口に含むとモワリとスモーキーさが訪れ、後からナッツ、バニラの甘み、アーモンド入りチョコレート。後半には僅かなスパイシーさも感じます。

土っぽさを伴う余韻は程よい長さ。

アイラモルトとはまた異なる涼しげなスモーキーフレーバー。

アイリッシュだと思って飲むと少々面食らうかもしれません。

十年明セブン

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北陸のウイスキー蒸留所「三郎丸蒸溜所」がリリースした北陸エリア限定のブレンデッドウイスキーです。

現在は通常の十年明から「十年明セブン」と変更となり、三郎丸蒸留所の7年以上のモルトウイスキーをキーモルトとしてブレンドしています。

カラーは薄いペールカラーで、しっかりとスモーキーでこれぞ三郎丸といったフレーバーを感じます。

ハイボールにすると、上記で紹介したハリークレインズの缶ハイボールの味に酷似しています。

飲み口はあっさりですが、中盤から穀物の甘みやベビーパウダーのようなフレーバーが感じられます。

若いアイラモルト(カリラとかボウモアとか)が好きな方にはうってつけです。

ジョニーウォーカー スウィート ピート

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「常に新しいブレンドレシピ開発を」というコンセプトから作られたジョニーウォーカーブレンダーズバッチシリーズのひとつ。

カーデュ、グレンダランがキーモルトとして使用されており、ジョニ黒やオールドパーに似たようなイメージ。香りはキャラメル、アプリコット、リンゴ、オレンジ、ピート。

味わいはモルトやシェリー樽由来のナッツっぽさ。クローブ、ナツメグ、リンゴ、キャラメル、オレンジ、ややグラッシーで草っぽい、バニラ。 鼻に抜ける香りや余韻は、カリラ蒸溜所の温かみのあるBBQのようなスモーキーピート。甘めなピーティさ加減です。

ハンターレイン アイラ ジャーニー

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バーテンダーからも評価の高い(使いやすい)ハンターレインの誇る安旨ブレンデッドです。

いわゆる穴です。狙い目。

アイラジャーニーは、アイラ島南部のキルダルトン3兄弟(ラフロイグ、ラガヴーリン、アードベッグ)をメインにブナハーブンやカリラもミックスされそれぞれ7年前後の原酒で構成。

まとまりがよく、落ち着いているビッグピートといった感じ。甘辛酸のバランスも秀逸。塩気のあるパスタ(タラコとかアンチョビとか)をお供にハイボールで流し込みたいコストパフォーマンスが高いアイラブレンデッド。

探せば3000円台であるかも

スモーキースコット

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まさに、スコッチの夏酒!
季節感のあるスモーキーモルトです。中身はバーボンバレルで5年程度熟成した短熟カリラ。

探せば、3,000円台で買えるはず。安定感のあるカリラらしい味わいで、ソーダで割るとレモンやミントのようなフレーバーも感じさせます。夏のハイボール用に買って損はないでしょう。

ピーツビースト

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ダク・アルベス氏のデザインした樽を纏ったビーストのスタイリッシュなイラスト、一部焦げ付いたインパクトラベルデザインも人目を惹きつけます。

香りは海辺の流木を集めた焚火のスモーク、ズシンとくる重工なピート、土臭さ、奥からレモンピール、グレープフルーツなどの柑橘系も感じます。

味わいも口に含んだ途端ピートの野獣が口内を暴れ回り、しばらくそれが居座ります。

ピート&スモークが引いたあたりからモルトの強い甘み、シナモンスパイス、リンゴ、洋梨のフルーティさが溢れ、後半に黒コショウのスパイシーさが訪れます。

アイリーク カスクストレングス

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こちらは加水無しのカスクストレングスにてボトリングされたアイリーク。

通常品とボトルデザインが酷似しているため、目を凝らしてカスクストレングスの表記を確認する必要があります。
またはアルコール度数58%に着目しても良いでしょう。

香りはフラッグシップを重厚にしたピートスモーク、ナッツ、オイリー、奥にレモンピールのような柑橘系も感じ取れます。

口に含むと厚みのあるボディで、すぐにピート香とヨード感が鼻腔を埋め尽くし、その後にビスケット、煎ったアーモンド、エンジンオイル、レモンピール、後半にブラックペッパーのスパイシーさ、木酢など重曹的な風味で口内が満たされます。

海辺のバーベキューのような余韻も非常に長く、ゆっくりと長く楽しめる充実した内容となっています。短熟ラガヴーリンと言われてますが、これはラフロイグのほうが濃厚な気が、、、。

フィンラガン カスクストレングス

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アルコール度数約58%ということで旨味の濃縮されたフィンラガンを楽しめます。

香りはスモークしたベーコン、なめし革、奥にフレッシュオレンジの柑橘系も潜みます。

味わいはレモンをかけた焼きベーコン、うがい薬、磯辺のバーベキュー、塩っぽさ、オイリー、後半に麦芽クッキーの甘みとレモンピールの爽やかさが訪れます。フィニッシュはナッツやアーモンドの印象も強く、ラガヴーリンが好きな人にもおすすめ。

ハイプルーフならではのガツンとした味わいですが、アルコールの刺激は少なくスイスイ飲めてしまいます。

加水すると甘みと柑橘系が開き、益々荒々しい個性が際立つ1本です。

スモーキージョー

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ザ・リーディング・スコッチ・ウイスキー社が手掛ける、なかなか飲みごたえのあるアイラモルトのブレンデッド。

アードベッグやラフロイグが強め。

アードベッグが安く買えるならそちらのほうがいいかもしれませんね。

シープディップ アイラ

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イオンで売られている程よいスモーク感とモルトの甘味が売りのボトル。

安い時は2000円台でいけるかも。

もともと1974年頃にM.K. ダウズウエル社が発売したボトルで、イアンマクロードがブランド買収して再販しました。

8~20年熟成されたモルト原酒を16種類使い、最後にファーストフィルのアメリカンオーク樽で後熟。バランスがよく、フルーティで後味はビター。

カークウォールベイ オークニーシングルモルト

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カークウォールベイの正体は、オークニー諸島メインランドのある蒸溜所のシングルモルト。

つまり「ハイランドパーク」ですね。

香りは桃やオレンジ、塩キャラメル、焼きマシュマロ、スモーク、白コショウ、ヘザーハニー。味は赤いリンゴ、バニラ、塩気を伴ったヘザーハニーの甘みとともにピートスモークが絡み合い、ジンジャー、ブラックペッパーの辛みが舌の上で弾け、ドライに切れ上がります。

 

 

まとめ

ちょこちょこ更新しているので気づけば30銘柄を超えていました。

ウイスキー自体の価格が高騰しているとはいえ、結構ありますね。

今回はアイラのシングルモルトを除いてご紹介していますが、4,000円を超えると他エリア、たとえばアイランズのタリスカーやハイランドパークといったシングルモルトも買えてしまうのでここらへんにしておきましょう。

ちなみにこれ以上の価格帯で、スモーキー&ピーティなウイスキーを先行すると、スカラバス、カスクアイラ、ビッグピート、ティーリングブラックピッツ、燻酒、ピートモンスター、シックスアイルズなどが視野に入ってきます。

過去ブラックニッカクロスオーバーやマクレランズアイラなども低価格帯で買えていたのですが、今は終売になってしまいましたね。

まだまだおすすめはあるので機会があったらどしどし付け足そうと思います。





最高品質のショットグラスで刻む、至高のウイスキータイム。

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