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タスマニアの小さな蒸溜所が、また世界の頂点へ。サリヴァンズ・コーブが前人未踏の4度目世界最優秀賞

タスマニアの小さな蒸溜所が、また世界の頂点へ。サリヴァンズ・コーブが前人未踏の4度目世界最優秀賞

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ワールド・ウイスキーズ・アワードにて、サリヴァンズ・コーブが「ワールズ・ベスト・シングルカスク・シングルモルト」を受賞しました。

今回が同賞で4度目の世界最優秀タイトルとなり、同賞の歴史において他のいかなる蒸溜所も到達したことのない記録となっています。

受賞したのは、シングルカスクNo.TD0112。

フレンチオーク製のホワイトワイン樽で18年熟成させたこのカスクは、2006年6月に詰められ、2025年3月にボトリングされたもの。

269本限定で、1本あたりの価格は1,250オーストラリアドル(約12万円)。すでに完売しています。すごい。

オーツカ
先日25年熟成品を出したサリヴァンズ・コーブ。最近話題が尽きませんね。

「世界最優秀」を4回獲った蒸溜所

サリヴァンズ・コーブは2014年、スコットランドと日本以外の蒸溜所として初めてワールズ・ベスト・シングルモルトを受賞し、業界に衝撃を与えました。その後、2018年と2019年にも連続でワールズ・ベスト・シングルカスク・シングルモルトを獲得しています。

1994年創業のこの蒸溜所は、タスマニアの地で各カスクの個性を最大限に引き出すことに集中してきました。

4度という数字もさることながら、その規模感に驚かされます。

世界の頂点に立ち続けているのは、世界の最南端に位置する小規模なシングルカスク生産者なのです。

「急がない」ことがアドバンテージになる時代

ホワイトワイン樽の長期熟成は、今の業界トレンドとは逆行しています。

他の蒸溜所がより短い熟成期間や小さな樽を追い求めるなかで、サリヴァンズ・コーブは変わらずゆっくりとしたペースを保ち続けています。時間と節制、そして介入を最小限に抑えたアプローチを貫いています。

ホワイトワイン樽の長期熟成を試みる蒸溜所は増えてきましたが、18年という年月にまで及ぶケースはほとんどなく、このレベルのバランスと複雑さを実現した例はさらに少ないとされています。

今回の4度目の受賞は、スコッチでもバーボンでもなく、オーストラリアのシングルカスク蒸溜所が世界水準の到達点を更新し続けているという事実を、改めて示したということでしょう。

オーツカ
日本だとかなり高価格帯になっちゃうタスマニアンウイスキーは、提供先が少ないのが悩みどころ。どこかで飲んでみたい~。



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