ARTASTE/アルテイスト

タリスカー47年「マグマ」、火山岩で焦がした樽の衝撃。1978年蒸留の孤高

タリスカー47年「マグマ」、火山岩で焦がした樽の衝撃。1978年蒸留の孤高

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

スカイ島の王者タリスカーから、ブランド史上最長熟成クラスとなる驚愕のボトル情報が飛び込んできました。

その名は「タリスカー マグマ(Talisker Magma)」。

1978年に蒸留された酒齢47年の原酒を、スカイ島の火山岩で焼き上げた樽でフィニッシュするという、前代未聞の製法を採用した1本です。

2000℃の火山岩が生む「激しい甘み」

本作の核心は、その特異なフィニッシュ(後熟)工程にあります。

使用されたのは、スカイ島の採石場から切り出された玄武岩(Basalt)。

これを2000℃という超高温に熱し、ケージに入れた状態でアメリカンオーク樽の内面を焼き上げるという手法が取られました。

これは2025年の「ディアジオ・スペシャルリリース」で登場した「タリスカー14年 モルテン・シーズ(Molten Seas)」で試験的に導入されたプロセスです。

しかし、今回はそれを47年という超長期熟成の貴重な原酒に適用しました。通常のチャー(直火焼き)とは異なり、火山岩の輻射熱で短時間に激しく焦がされた樽は、木材由来のバニラやキャラメルの甘みを爆発的に引き出しつつ、タリスカー特有の海潮や黒胡椒のニュアンスを「マグマ」の如く増幅させると推測されます。

1978年ヴィンテージ、世界622本の狭き門

スペックもまた、コレクターを震え上がらせる内容です。

  • 蒸留年: 1978年

  • 熟成年数: 47年

  • アルコール度数: 48.8%(カスクストレングスに近い数値と推測)

  • 生産本数: 世界限定622本

タリスカーの長熟といえば、過去に「44年 フォレスト・オブ・ザ・ディープ」や「46年 プリマ&ウルティマ」が存在しましたが、47年はそれらを上回り、公式リリースとしては事実上の最高齢到達点となります。半世紀近く眠っていた原酒が、最後に「火山の熱」を浴びて目覚める。そのストーリーだけで、ウイスキーファンの喉を鳴らすには十分です。

価格や日本国内への割り当ては現時点で未定ですが、過去の40年オーバーの価格設定(数百万円クラス)を考慮すれば、極めて高額になることは確実です。

しかし、スカイ島のテロワールを「岩石」という物理的な形で叩き込んだこの液体の価値は、数字では測れません。

正式なリリースの瞬間を待ちましょう。




国産ハンドメイドのウイスキー専用グラスシリーズ

5000名以上のウイスキー愛飲家に使われるKYKEYのグラスシリーズ。そのウイスキーが持つポテンシャルを、最大限に引き出します。