ARTASTE/アルテイスト

ウイスキー造りの新たな形。人気のマクタラが新作をリリース

ウイスキー造りの新たな形。人気のマクタラが新作をリリース

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

一本のウイスキーの最終的な味わいは、誰が決めるのか?通常、その決定権は蒸溜所のマスターブレンダーにあります。

しかし、アイラ・シングルモルトのブランド「マクタラ」が、その常識に一石を投じる、画期的なボトルを発表しました。

「ライトハウスシリーズ」の第二弾となる2025年版は、ブランド史上初めて、世界中の専門的な小売店やバーのプロフェッショナルたちと共同で、その中身(リキッド)を選定した一本なのです。

オーツカ
人気のマクタラからまた面白い発想のリリースです。

モリソン家という、アイラを知り尽くした「導き手」

この革新的な試みを理解するには、まず「マクタラ」ブランドを手掛けるモリソン・スコッチウイスキー・ディスティラーズ社の背景を知る必要があります。

モリソン家は、スコットランドで最も古いウイスキー一族の一つ。

その歴史は5世代にわたり、かつてはアイラ島を代表するボウモア蒸溜所を長年所有していたという、輝かしい経歴を持っています。

アイラ島とそのウイスキーを知り尽くした彼らが、現代において新たなウイスキーの価値を創造しようとしているのです。

専門家たちの「手」で選ばれた一本

2024年のライトハウスシリーズが灯台の「導きの光」をテーマにしたのに対し、2025年版のテーマは「導きの手(Guiding Hand)」。

ウイスキー造りの背景にある、専門知識や技術、そして人々の決断を称えるものです。

このテーマを具現化するため、モリソン社はパリの「ヴァン・エ・ウイスキー」やロンドンの「3グリーク・ストリート」など、ヨーロッパのトップクラスの小売店やバーを選定プロセスに招待。彼らの知識と経験という「手」によって、最終的なブレンドが決定されました。これは、蒸溜所が一方的に製品を造るという従来のトップダウン型モデルから、市場と直接向き合うプロたちと「共創」する、新しい時代のウイスキー造りの姿と言えるでしょう。

ARTASTE/アルテイスト

複雑な樽構成が生む味わい

世界中のプロたちが選び抜いたウイスキーは、その樽構成も極めて複雑です。ファーストフィルのバーボン樽、オロロソシェリー樽、PXシェリー樽、そしてボルドーの赤ワイン樽で熟成された原酒を組み合わせ、最終的にヴァージン・アメリカンオーク(新樽)でフィニッシュ。

その結果生まれた味わいは、「糖蜜のトフィー、ミルクチョコレート、ドライフルーツの香りに、口に含むとチョコレートをまとった歯ごたえのあるキャラメル、柔らかなピートスモーク、そして穏やかなウッドスパイスがバランスを取り、最後はトーストしたココナッツの余韻が続く」と表現されています。

商品名: マクタラ ライトハウス 2025

アルコール度数: 54.7%

希望小売価格: 92ドル/74ポンド(約15,000円台)

このボトルは、9月24日より、選定に参加したパートナーを含む「マクタラ・ライトハウス・パートナー・ネットワーク」を通じて限定販売されます。

 




国産ハンドメイドのウイスキー専用グラスシリーズ

5000名以上のウイスキー愛飲家に使われるKYKEYのグラスシリーズ。そのウイスキーが持つポテンシャルを、最大限に引き出します。