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アイラフェス2025/ラガヴーリン&カリラからボトルが登場

アイラフェス2025/ラガヴーリン&カリラからボトルが登場

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今年もまた、スコットランド・アイラ島に熱い季節がやってきます。

ウイスキー愛好家が待ち焦がれる「Fèis Ìle(アイラ・フェスティバル・オブ・ミュージック・アンド・モルト) 2025」の開催が迫り、島は再び、打ち寄せる波のリズムとフェスティバルの音楽に包まれようとしています。

この一週間、島の名高い蒸溜所は特別なボトルをリリースし、世界中のウイスキーファンを魅了します。

今年、ラガヴーリンとカリラは、それぞれのアイコンであるピーテッドモルトの未来を垣間見せるような、特別な限定ボトルを発表するようです。伝統的なスモーキーさを核に据えつつ、これまでにない樽熟成によって未知の風味を探求した、まさに垂涎の逸品です。

ラガヴーリン Fèis Ìle 2025 15年 モスカテル・デ・マラガカスク・フィニッシュ

今年ラガヴーリンがリリースするのは、「ラガヴーリン Fèis Ìle 2025 15年」です。

伝統的なオーク樽で15年間熟成された後、スペイン南部産の甘口デザートワイン「モスカテル・デ・マラガ」の樽でフィニッシュ。この樽は、豊かで蜜のような甘さをもたらすことで知られ、アイラモルトに使用されることは珍しいかもしれませんね。

テイスティングノート

塩キャラメルや熟したベリーのアロマに、潮風と薬のようなニュアンスが織り交ざる。

口に含むと驚くほど滑らかでクリーミー。

甘味、塩味、スパイス、そしてラガヴーリン特有のスモーキーさが見事に調和する。

長くドライなフィニッシュには、ラガヴーリンらしい芳しいスモークと、魅惑的な花椒(Sichuan pepper)のようなスパイス香が長く続く。

  • アルコール度数: 55.7%
  • 希望小売価格: £240
  • 限定本数: 1,596本

ラガヴーリン蒸溜所マネージャーのジョーダン・ペイズリー氏は、「革新こそが私たちの核です。今年は真に特別なものを提供したいと考えました。アーカイブを調査中にモスカテル・デ・マラガのホグスヘッド樽に関する記述を発見し、このリリースに繋がりました。結果として、私たちのシグネチャーであるスモークに複雑な層を加える、美しく複雑なウイスキーが生まれました」と語りました。

カリラ Fèis Ìle 2025 8年 コロンビアンオークカスク・フィニッシュ

一方、カリラは全く異なるアプローチを見せます。

カリラ Fèis Ìle 2025 8年」は、リフィル樽とペドロヒメネス(PX)/オロロソシェリーのシーズニング樽で熟成後、珍しい「コロンビアンオーク」の樽でフィニッシュされています。この試みにより、カリラ特有のワックスのような質感が増し、より豊かで滑らか、そして驚くほど甘くスパイシーな側面が引き出されたといいます。8年熟成と若めながら、カリラの新たな可能性を感じさせる挑戦的な一本です。

テイスティングノート:

非常に滑らかでオイリーな質感。

コロンビアンオーク樽由来の豊かで予期せぬ甘いプロファイルが特徴。

複雑なスモークは、幾重にも重なるスパイスとペッパーのような温かさによって増幅される。

  • アルコール度数: 55.8%
  • 希望小売価格: £110
  • 限定本数: 1,476本

カリラ蒸溜所マネージャーのマーティン・ゴーガン氏は、「このリリースは、私たちカリラを愛する者にとっても、Fèis Ìleでアイラ島を訪れる新しい訪問者にとっても、『探求』がテーマです。コロンビアンオーク樽でのフィニッシュは、カリラの自然な豊かさに予期せぬ甘くスパイシーな層を加え、魅力的なひねりをもたらしました。カリラの蒸溜所マネージャーとして初めて迎えるFèis Ìleで、ファンの皆さんに直接体験してもらうのが待ちきれません」と、期待を込めて語ります。

入手方法と蒸溜所イベント

これらの限定ボトルは、それぞれの蒸溜所デーに、各蒸溜所にて先着順で販売されます。

  • ラガヴーリン: 5月24日
  • カリラ: 5月26日

また、malts.comでも購入可能です。毎回人気の希少ボトルですので、入手を希望される方は早めの行動がおすすめです。

ボトルリリースだけでなく、両蒸溜所では魅力的なイベントも多数開催されます。美味しいフード(Islay Oysters, Pizza Geeks, Buffalo Truck, Isle of Skye Ice Creamなど)やドリンク(Copper Still Coffee)と共に、特別な体験が待っています。

ラガヴーリン(5月24日)

「Beyond The Smoke」: 蒸溜所マネージャーのジョーダン・ペイズリー氏とプライベートクライアントホストのバリー・ニスベット氏による、ラガヴーリンの風味を深く探る感覚的なテイスティング体験。希少なラガヴーリン17年も試飲可能。

ライブミュージック: エネルギッシュなフォークバンド「Rhuvaal」、伝統的なスコットランド音楽に新風を吹き込む「Trail West」、地元のバンド「Donnie McKinnon and Friends」などが出演。

カリラ(5月26日)

「Flavour & History」: ローリー・スレーター氏とジョー・マッカーチャー氏による、インタラクティブなウイスキーブレンディングワークショップ。自分だけのカスタムブレンド(200ml)を作成し、持ち帰ることができます。

「Sound of Islay: Symphony of Flavour」: グローバルブランドアンバサダーのユーワン・ガン氏による、多彩な音楽とウイスキーのペアリングを楽しむユニークなガイド付きテイスティング。

「Manager’s Evening」(5月28日): カリラ、ラガヴーリン、ポートエレン、そしてモルティングスのマネージャーが一堂に会する貴重なセッション。普段は聞けない質問を直接ぶつけ、彼らが厳選したモルトを味わう絶好の機会です。

記憶に残る一週間へ

Fèis Ìleは単なるウイスキーフェスティバルではありません。

希少な限定ボトルのリリースはもちろん、音楽、そして温かいコミュニティ精神が融合した、島全体が祝祭ムードに包まれる一週間です。

期間中、各蒸溜所にはそれぞれ「オープンデー」が設けられ、ファンは蒸溜所を訪れ、造り手たちと交流し、そして何よりも、希少な限定ボトルを手に入れるチャンスに恵まれます。

毎年、モルトバーを営んでいる方など、日本からの渡航者もチラホラ見受けられます。

Fèis Ìle 2025への参加チケットは、malts.comで現在も入手可能です。

お金と時間がある方はぜひ、スモーキーなウイスキー、心躍る音楽、そして風光明媚な島の魔法に触れる旅へ。




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