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バルメナック蒸溜所が400万ポンドの改装プロジェクトを改良

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インターナショナル・ビバレッジ・ホールディングス(IBHL)は、スペイサイドにあるバルメナック蒸溜所で400万ポンドのアップグレードが完了したと伝えました。

バルメナックをスコットランドで最も環境に優しい蒸溜所の一つにすると意気込んでいます。

バルメナックは1824年創設。
毎年約300万リットルのアルコールを生産し、それは自社のブレンドやブレンデッド・スコッチウイスキー市場に供給してきました。

スペイサイドでも最も古い蒸溜所の一つですが、この改修でエネルギー効率が非常に良い統合システムを導入しました。

新システムの中心は、「嫌気性・好気性消化(AD)装置」というなんとも難しい名称のシステムで、蒸溜所の二酸化炭素を大幅に削減し、再生可能エネルギーを発生する酸化還元システムだそうです。

このシステムは、ウイスキー製造の液体副産物を処理してバイオメタンガスを生成し、これが熱と電力を発生する熱電共生エンジンに供給されます。また、既存のバイオマスボイラーと統合されており、地元で調達した木製ペレットで燃料を供給し、ゼロカーボンの蒸気を生産します。

新しい酸化還元システムは、毎日約130立方メートルのウイスキー副産物を処理し、2000立方メートルのクリーンなバイオメタンガスを生成します。これにより、毎週約30,000kWのエネルギーが生成され、そのうち25,000kWが施設の電力供給に使用され、残りは国の電力網に送られます。

このシステムにより、1リットルのアルコールを生産するためのCO2排出量が1.5kgから0.5kgに減少し、エネルギー効率も改善されるとのこと。

現在、1 リットルのアルコールを製造するのに使用する時間は 6.8kW 時間です (従来の 7.8kW 時間との比較)。新しいシステムはまた、蒸溜所の処理水 (凝縮器などから) の 40パーセントを浄化して、蒸溜所の水路であるクロムデール バーンに戻します。

バルメナックでの改装プロジェクトは、IBHLがこれまでに行った最大の持続可能性への投資であり、2040年までに生産のための100%再生可能エネルギーを使用するという会社の目標に大きく寄与しています。

同社の蒸溜所マネージャーであるショーン・プリーストリー氏は、「私たちウイスキーを製造する工程で環境へ配慮する責任があります。現在スコッチウイスキー協会が掲げる2040年のネットゼロ目標よりも前に、我々はよりクリーンで緑豊かなウイスキー生産を目指してきました」と語りました。

「バルメナックのシステム構築はとても困難でしたが、大規模投資、革新的アプローチ、パートナーシップ、忍耐がこの結果をもたらしました。これにより、今日、排出量とエネルギー使用量の大幅な削減をできるようになりました。これは今後も増えることでしょう」と彼は付け加えました。

IBHLのマネージングディレクター、マルコム・リースク氏は、「バルメナックのプロジェクト完了は、脱炭素化と、将来の持続可能性を達成することでしょう。スコットランド全土の蒸溜所が地元の土地、湖、川を尊重し、長くビジネスを続けていけることを祈っています。」と述べました。

オーツカ
こういう老舗の蒸溜所がお手本になるのは業界にとってはとても良いことだと思います。この一歩が大きな一歩になることを祈ります。





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