ウイスキー文化研究所は1月30日、国内最大級の試飲イベント『ジャパニーズクラフトウイスキーフェスタ2026 in 東京』の開催概要およびチケット詳細を正式に発表しました。
開催日は2026年3月15日(日)。 会場は、愛好家には馴染み深い「EBiS303(東京・恵比寿)」です。
今年のフェスタは、単なる例年開催ではありません。「ジャパニーズウイスキーの日(4月1日)」の記念イベントとの統合、そして2023年開業組による「3年熟成」の解禁という、業界にとって極めて重要な転換点となる一日です。
開催概要:「2部制」で各回500名のプレミアム空間へ
発表された開催スペックは、熱気と快適性の両立を狙った「完全入替制」です。
日時: 2026年3月15日(日)
会場: EBiS303 イベントホール(東京都渋谷区恵比寿1-20-8)
タイムテーブル:
第1部: 11:00~14:30(3.5時間)
第2部: 15:30~19:00(3.5時間)
入場料: 4,500円(税込 / オリジナルテイスティンググラス・ネックストラップ付)
チケット発売: 2月7日(土)12:00より「ウイスキー文化研究所オンラインショップ」等で一斉販売開始。
昨今のクラフトウイスキーブームによる混雑を緩和するため、定員は各回500名(計1,000名)に限定。造り手とじっくり対話ができる「密度」が担保されています。
「ジャパニーズウイスキーの日」との統合
今回、例年4月1日に行われていた「ジャパニーズウイスキーの日」記念祝賀会が、フェスタ内で開催されるようですね。
日本のウイスキーの歴史が始まった日を祝う「一斉乾杯」が、フェスタのステージイベントとして実施されます(第1部・第2部ともに実施予定)。

これに合わせ、今年の記念ボトルとして『ジャパニーズウイスキーの日 制定記念ボトル 2026 江井ヶ嶋』が登場。 兵庫・江井ヶ嶋酒造(ホワイトオーク蒸留所)が、この日のために選定した特別なシングルカスクが、会場内および抽選販売で提供されます。歴史ある「あかし」の原酒で祝杯を挙げられるのは、参加者だけの特権です。
「出展82社」が意味するもの:ニューポットから”製品”への進化
出展予定の蒸留所・メーカー数は、過去最大規模となる82社。 しかし、注目すべきは数ではなく、その「中身」の変化です。
2020年代前半に建設ラッシュを迎えたクラフト蒸留所の多くが、ウイスキーの定義の一つとされる「3年熟成」の壁を超え始めました。 これまでのフェスタでは「ニューポット(蒸留直後の原酒)」や「1年熟成」の出展が目立ちましたが、2026年の会場には、ついに「シングルモルト」として製品化されたボトルが数多く並びます。
北海道・東北エリア: 寒冷地熟成を経た、フルボディな3年熟成酒。
関東・中部エリア: 樽材(ミズナラ、山桜)の違いを明確に打ち出した意欲作。
西日本エリア: 温暖な気候による「早熟」の個性を活かしたパワフルな原酒。
来場者は、各蒸留所の「ポテンシャル」ではなく、「実力(完成品)」をテイスティングすることになります。まさに2026年は、日本のクラフトウイスキーの「収穫元年」と言えるでしょう。
チケットは2月7日発売を予定しています。










