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コンパスボックスが対話型AI「ピクシス」を発表。テキストや電話でウイスキー案内

コンパスボックスが対話型AI「ピクシス」を発表。テキストや電話でウイスキー案内

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コンパスボックスは2025年11月21日、AIを搭載したウイスキーガイド「ピクシス(Pyxis)」を発表しました。

このツールは、ユーザーがより個人的かつ手軽にウイスキーの世界を探求できるよう設計された対話型ガイドとのこと。

ブランド名の由来でもある羅針盤座(Pyxis)にちなんで名付けられたこのAIは、スマートフォンやPCなどのデバイスを通じて、複数の言語でユーザーとの対話を可能にします。

オーツカ
どこかがやってくるとは思っていましたが、コンパスボックスとは。やっぱりというか、新しいことに強いですね。

新たなウイスキー体験を提供する「ピクシス」

ピクシスは、コンパスボックスが長年重視してきた「創造性」「透明性」「フレーバー」という原則に基づいて開発されました。単なる検索ツールではなく、実際に会話ができるウイスキーの専門家として機能します。

ユーザーが「次はどのボトルを試すべきか」「シェリー樽とバーボン樽の違いは何か」といった質問を投げかけると、ピクシスはその意図やトーンを理解し、自然な対話を通じて回答します。主な機能とトピックは以下の通り。

  • ウイスキーの提案: ギフトや自分用に最適なボトルの選定

  • 教育的コンテンツ: スタイル、樽の種類、製造哲学の解説

  • 楽しみ方の提案: フードペアリングやカクテルのレシピ

  • ストーリー: 各ブレンドの背景にある物語

テキストだけでなく音声通話にも対応

特筆すべき点は、インスタントメッセージ(テキストチャット)だけでなく、電話による音声通話でも利用可能であることです。これはウイスキーのコミュニケーション技術としては初の試みとされています。ユーザーはバーチャルなウイスキーコンパニオンと直接言葉を交わすような感覚で情報を得ることができます。

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25年の歴史とデジタルへの拡張

コンパスボックスの最高マーケティング責任者(CMO)であるレイチェル・ヴォーン・ジョーンズ氏は、今回の発表に際し、25年にわたり親しみやすい言葉でスコッチウイスキーの魅力を伝えてきた同社の姿勢を強調しました。ピクシスはそのミッションを継続し、ユーザーがウイスキーの旅のどの段階にいても寄り添える「ブレンディング哲学のデジタルな拡張」であると位置づけています。

ピクシスはどう使う?

ピクシスは現在、コンパスボックスの専用サイトから利用可能です。今後のアップデートでは、限定リリースに関する情報も提供される予定です。




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