かつて「淡麗辛口」の味わいで多くのファンに愛され、2022年に数量限定で復活したことも記憶に新しいサントリーウイスキー「白角」。
その人気に応える形で、今度は手軽に楽しめる「白角ハイボール缶」が、2025年12月2日より全国で期間限定発売されることが発表されました。
「白角」復活の経緯をおさらい
まず、「白角」がウイスキー愛好家にとってどのような存在であったかを振り返ります。
1992年に誕生した「白角」は、「和食と合う」をコンセプトに、白州蒸溜所の原酒をキーモルトとして使用。
スタンダードな「角瓶」よりも、すっきりと軽快でドライな味わいが特徴でした。
しかし、2010年代のジャパニーズウイスキーブームによる原酒不足の影響を受け、2019年3月に惜しまれつつ販売を終了。
その後、ファンの熱烈な声に応える形で、2022年8月に一度、ボトルとハイボール缶が共に数量限定で復活し、大きな話題を呼びました。現在、ボトルは定番商品ではないものの、その人気は根強く残っています。
新登場「白角ハイボール缶」の特徴
今回の限定発売は、その根強い人気を背景にした、ブランド拡大戦略の一環と見ることができます。
味わい: 「白角」本来のすっきりと軽やかな特長を活かし、アルコール度数は6%に設定。さらに、仕上げにかぼすをほんのりと加えることで、爽やかな香りと心地よい余韻を実現しています。2022年の限定缶でもカボスが使用されており、その好評だった組み合わせが踏襲された形です。
パッケージ: 「白角」の名の通り、白色を基調としたデザイン。サントリーウイスキー伝統の亀甲模様を全体にあしらい、ブランドの世界観を表現しています。
製品情報
商品名: 白角ハイボール缶
容量: 350ml
アルコール度数: 6%
希望小売価格: 217円(税別)
発売日: 2025年12月2日(火)
販売地域: 全国(期間限定)
2022年の限定復活で、その健在ぶりを示した「白角」。今回のハイボール缶の登場は、サントリーが「白角」ブランドの持つポテンシャルを高く評価し、市場のニーズに応えようとしていることの表れです。
長年のファンにとっては嬉しい再会の機会であり、新しい世代の飲み手にとっては「白角」の淡麗辛口な魅力に触れる絶好の機会となるでしょう。この冬、限定の味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。