前回の第七弾「マグメル/シークレットスペイサイド」からなんと1年半も経過してしまいました。
いよいよ第八弾のリリースです。
なかなか思うような樽が見当たらず、難航していましたが、「これは!」と思うウイスキーに巡り合うことができました。
第八弾は「ロイヤル・ブラックラ 18年」です。

「ロイヤル・ブラックラ」に関して、ウイスキーラヴァーの皆様は当たり前にご存じでしょうが、知らない方のために簡単に解説を。
スコットランド・ハイランド地方の蒸留所で造られる、世界初の「王室御用達(ロイヤルワラント)」を賜ったシングルモルトウイスキーです。
創業は1812年。英国王ウィリアム4世から、スコッチウイスキーとして史上初めて王室御用達を授与されたのは1833年のことでした。その歴史的背景から「王のためのウイスキー」とも呼ばれています。
酒質そのものはプレーンでシンプル。グラッシーでドライな性質があると僕は感じます。
オフィシャルボトルはオロロソやパロ・コルタドなどのシェリー樽でフィニッシュされることが多く、リッチな麦のイメージよりもスパイシーさが先行しますが、今回はホグスヘッド。その酒質をど真ん中で味わえる仕様になっています。

ラベルデザインは「今井喬裕」氏

ラベルデザインはおなじみ今井喬裕氏。タイトルは「Polaris(ポラリス)」。
ポラリスは、ラテン語で「極の」を意味し、現代の「北極星(こぐま座星)」を指す言葉です。
夜空でほとんど動かず、真北を示し続けるため、古くから航海や探検の道しるべとして重要な役割を果たしてきました。比喩的には、絶対的な指針や不動の目標という意味でも使われます。

マグメル「ROYAL BRACKLA-ロイヤル・ブラックラ-」18年
以下はリリース資料です。

それは、私の座標(ポラリス)になる。
透徹なる祈り
マグメルシリーズの第八弾。
目まぐるしく、そして慌ただしく流れる日常に、誰しもが振り回されている。
だからこそ、一切の喧騒を排し、自身と深く向き合う時間が必要となる。
今回セレクトしたロイヤルブラックラは、そうした孤高の時間に寄り添う、飾り気のないクラシックな佳酒。
余計なものを削ぎ落した、透き通る強さを秘めている。
天に向け繰り返した祈りは、私が私になるための、揺るぎない「座標(ポラリス)」となる。
ティスティングノート

ベルガモットティーを思わせる、繊細で植物的なアロマ。
ヘザーのブーケ、全粒粉ビスケットの香ばしさがキャラメルの甘い芳香に溶けていく。
口当たりはクリーミーで、厚みのあるモルティなボディ。
焼きたてのバタースコッチ、微発泡のアップルジュース、ジンジャーケーキ。
飲み込んだ後に走る白コショウのアクセントが、甘味を引き締め、展開をつくる。
フィニッシュにはリッチなバターのような滑らかさがある。
リンゴとシナモンの紅茶、微かにクローブの余韻。心地よいオークの旋律が、静かに刻まれていく。


研ぎ澄まされたドライな味わいで、派手さはないですが、コクのある麦芽の甘味が、飲むほどに沁み渡っていきます。
甘ったるくなく、飲み疲れない。
「高潔」という言葉こそが相応しい、ノーブルなブラックラかと思います。
ぜひご賞味ください。




キャンセルが出た場合のみ数本だけ再販があるかもしれません。以下より確認できます。