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キルホーマン、モーリー樽で全熟成した初のリリースを発表

キルホーマン、モーリー樽で全熟成した初のリリースを発表

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アイラ島のキルホーマン蒸溜所が、モーリー樽で全熟成した限定ボトル『モーリー・カスク・マチュアード』を発売しました。同蒸溜所がモーリー樽を使用するのはこれが初めてです。

モーリーとは、フランス南部ルーシヨン地方のAOCが認定する天然甘口の酒精強化ワインで、グルナッシュ・ノワールを主体に造られます。

ポルトガルのポートワインに製法が近く、発酵途中にブランデーを加えて酵母の働きを止め、葡萄由来の糖分を豊かに残します。乾燥果実、無花果、プルーンを思わせる濃密な甘さが特徴で、スコッチウイスキーの熟成樽としての使用例は極めて少ない素材です。

キルホーマン モーリー・カスク・マチュアードの味と香り

キルホーマンではこのモーリー樽に蒸溜原酒を詰め、フィニッシュではなく全熟成期間をこの樽で過ごさせています。

ノーエイジステートメント、アルコール度数50%でのボトリング。

テイスティングノートはナッズ、レーズン、デーツ、ソルティキャラメル、オレンジピール、柔らかなピートスモーク。

パレートにはパイプスモーク、ダークチョコレート、トリークル、スパイス。

そして液体はアイラのシングルモルトとしては異例の深いクリムゾンレッドを呈しています。

ファウンダーのアンソニー・ウィルズは「これだけパワフルな酒精強化ワインの樽は扱いが難しいが、うまく機能したとき、本当に特別なものが生まれる」とコメントしています。

英国での販売価格は69.95ポンド(約1万4,000円)。現時点での日本向け販売は未確認です。

オーツカ
モーリーの樽材がウイスキー業界に出回ること自体が珍しく、キルホーマンらしい実験精神を感じます。クリムゾンレッドの色合いも気になるところです。



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