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2026年のカーディスは「100%フレンチオーク」。ラフロイグの新たなる挑戦

2026年のカーディスは「100%フレンチオーク」。ラフロイグの新たなる挑戦

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アイラモルトファン、そして「フレンズ・オブ・ラフロイグ」のメンバーが毎年心待ちにしている特別な一本、「カーディス(Càirdeas)」。

その2026年版となる「ラフロイグ カーチェス フレンチオーク」の情報が、米国のTTB(アルコール・タバコ税貿易管理局)のデータベースで明らかになり、早くもファンの間で大きな話題となっています。

オーツカ
日本語読みがカーディスなのかカーチェスなのかいまだにわからんのよね。

「ラフロイグ カーディス」とは?

まず、「カーディス」についておさらいしておきましょう。これはゲール語で「友情」を意味する言葉で、ラフロイグが毎年、ファンのためにリリースする限定ボトルです。年ごとに異なる熟成方法や樽の組み合わせが試されるため、蒸溜所の実験的な側面と、その年のテーマを味わえる、非常に人気の高いシリーズです。

フレンチオーク100%という挑戦

今回明らかになった2026年版の最大の特徴は、その名の通り、100%フレンチオーク樽のみで熟成されている点です。

ラフロイグのウイスキー造りにおいて、バーボン樽の原料となるアメリカンオークは、バニラのような甘さを与える重要な役割を担っています。一方で、フレンチオークはよりスパイシーで、タンニンがもたらす複雑な渋みや、エレガントな風味を与えることで知られています。

過去にもフレンチオークを使用した限定品は存在しましたが、熟成の全てをフレンチオークで行うというのは、極めて大胆な試みです。ラフロイグが持つ、ヨードや薬品を思わせる強烈なピートスモークと、フレンチオークのスパイシーな個性がどのように作用し合うのか。全く新しいラフロイグの側面が引き出される可能性があり、期待は高まるばかりです。

明らかになった香味とスペック

公開されたラベル情報によると、その味わいは非常に興味深いものとなりそうです。

  • 香り: 木を削ったような香り、ピートの焚き火。

  • 味わい: プラムやマラスキーノチェリーの波、ダークチョコレート、そして磨かれたレザー。

  • フィニッシュ: ラフロイグらしい海塩の風味と、長く続くピートスモーク。

製品スペック

  • 商品名: ラフロイグ カーディス フレンチオーク

  • アルコール度数: 52.6%

  • 発売時期: 2026年 夏~秋頃(見込み)

ラフロイグの伝統的なスタイルと、フレンチオークが織りなす味わい。2026年のカーディスの登場が待ち遠しいですね。




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