最近もミズナラ樽で熟成した「テイル・オブ・トーキョー」をリリースし、勢いのあるグレンモーレンジィ。
そんなグレンモーレンジィの人気商品「ネクター・ドール」が生まれ変わります。
名前は「グレンモーレンジィ・ザ・ネクター」。
16年熟成になるようですね。長熟になって深みを増したネクター・ドール、楽しみです。
「グレンモーレンジィ・ザ・ネクター」の特徴
「グレンモーレンジィ・ザ・ネクター」は、フランスの洗練されたパティスリーからインスピレーションを得て、デザートの世界をウイスキーの世界へとトランスフォームしました。「贅沢な甘さと複雑性を追及するため、甘いスイーツに用いられるレシピをもとにウイスキーを作り上げました」とディレクターのビルラムスデン氏は語ります。
バーボン樽で14年間熟成された後、フランス産ソーテルヌやモンバジヤック、スペインのモスカテル、ハンガリーのトカイなど、豊かな甘口白ワイン樽で2年間のフィニッシュを経て造り上げられました。アルコール度数は46%、その味わいは豊かで複雑です。
「このシングルモルトには、比類なき甘露のような風味が満ち溢れています」とラムスデン氏は自信をもって語ります。
「柔らかなブリオッシュや濃厚なオレンジシロップの香りが、ハニカムやナツメグ、スターアニスといったスパイスと絶妙に絡み合います。これは、新しいファンから熱心なコレクターまで、全てのウイスキー愛好家を引きつけるドラマティックな作品です」。
パッケージもまた、新しいレシピに相応しく変化が加えられました。ボトルはより存在感のあるフォルムへと進化し、細身にデザインされたネックとストッパーが特徴です。また、カートンは目を惹く鮮やかな色彩と曲線的なデザインで、商品の豊かさを表現しています。
グレンモーレンジィ ネクタドールおさらい
ウッド・フィニッシュシリーズの1つで日本人には人気のボトル。
通常の樽にて10年熟成させた原酒をソーテルヌワインの樽に移し更に2年かけて熟成させたボトルです。
ソーテルヌとはフランスの南西部にあるソーテルヌ地方で作られる甘口貴腐ワインのことで、非常に甘みが強いことで知られています。
ソーテルヌ樽からくるリンゴやマスカット、そしてモモやウメ、サクランボといった核果の力強くフルーティーな香りがメインで、本当に同じグレンモーレンジィのシリーズかと疑うほど印象が異なります。
余韻も甘みを帯びたオークが長く続き、非常に飲みやすいボトルです。
神様の酒“ネクター”という名とフランスで黄金という名の“ドール”の両方の名がつけられました。