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老舗ブッシュミルズ、3700万ポンドを投下しコーズウェイ蒸溜所をオープン!

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ブッシュミルズ蒸溜所のオーナーであるプロキシモ社が、最先端の蒸溜所「コーズウェイ」のオープンを発表しました。

投資額はなんと3,700万ポンド!(日本円で60億円以上)。
ちなみにプロキシモ社は、ブッシュミルズの製造や熟成庫などの施設に対して、過去5年で6,000万ポンドの投資を行っています。

オーツカ
まさに桁外れ。アイリッシュウイスキーの需要が高まる中、ブッシュミルズがさらなる成長を目指していることがわかります。

新しい3万9千平方フィートの蒸溜所は、近くの「ジャイアントコーズウェイ」にちなんで名付けられました。
地元の玄武岩と石灰岩で作られたこの建造物は、相互に組み合わさる幾何学的な模様を取り入れることで、コーズウェイの大自然に敬意を表しています。

新蒸溜所は、持続可能性に焦点を当てて開発されており、最新の熱技術を導入してエネルギー使用量を30%削減し、最先端の蒸溜技術で材料の消費効率を最大10%向上させることができるとのこと。

ブッシュミルズのマスターディスティラー、コラム・イーガン氏は、コーズウェイ蒸溜所のオープンを「エキサイティングな新しい章の始まり」と表現しました。

そして「私たちは素晴らしいウイスキー製造にこだわり続けます。原料、プロセス、木材、熟成など様々な点に気を配る必要がある。
2つ目の蒸溜所は、我々の作り出す三回蒸溜のシングルモルトと、未来への革新を世代を超えて楽しむための大きな前進となります。」とコメントしました。

ブッシュミルズは2022年に10%以上の成長、その長い歴史の中で初めて100万ケースの販売を達成しました。

コーズウェイ蒸溜所への投資はブッシュミルズのさらなる成長を加速するはずです。

25年熟成と30年熟成のブッシュミルズも限定リリース!

コーズウェイ蒸溜所のオープンはブッシュミルズの415周年と同時に行われました。

そこで発表されたのが25年熟成のブッシュミルズと30年熟成のブッシュミルズです。

これらは現在、ダブリンやパリシャルル・ド・ゴールなどのヨーロッパの空港で入手可能であり、間もなく世界中の免税店でも入手できるようになります。

ブッシュミルズ25年シングルモルトアイリッシュウイスキー

ブッシュミルズ蒸溜所で4~6年熟成した原酒を、ルビーポートパイプで21年熟成。アルコール度数は46%。
濃厚で複雑。カラメル化されたチェリー、ダークチョコレート、熟したフルーツのアロマが、ハチミツと優しくトーストした木材と混ざり合っています。
希望小売価格は$900/£790/€850(700ml)。

ブッシュミルズ30年シングルモルトアイリッシュウイスキー

こちらは14年間熟成のブッシュミルズ原酒をペドロ ヒメネス シェリー樽にて16年間熟成。アルコール度数は46%。

テイスティングノートにはデーツ、イチジク、バニラ、温かいペストリーが含まれています。ドライフルーツの特徴的なシェリーのアロマと、深みのある完璧な PX の複雑さが特徴の絶妙なウイスキーです。希望小売価格は$2,200/£1,990/€2,000(700ml)。

オーツカ
415周年というのは信じられない歴史ですね。ジャパニーズウイスキーはまだまだ100年程度。

先を行く巨人たちを称えながら、その伝統と革新から学びましょう。




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