ウイスキーを冷凍庫に!氷点下の美味しさ。超低温ハイボールの楽しみ方と作り方  

氷点下ハイボールの作り方

国民的レベルで浸透した飲み方「ハイボール」。

ウイスキーの飲み方はストレートに始まりトゥワイスアップ、ロック、ハーフロック、ミスト…と、多種にわたり存在します。

その中でもソーダ割りは通称「ハイボール」と呼ばれ、我が国ニッポンでも居酒屋からバー、家庭に至るまでポピュラーな飲み方として愛飲される迄に至りました。

正式に言えばハイボールとは元々焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を炭酸水(ソーダ)で割る飲み方のことを言い、ウイスキーに限った飲み方ではありません

BARなどに行き

「ハイボール下さい」

と注文しても「何のハイボールをお作りしますか?」と銘柄を聞かれることがあります。

注文時には

「ラフロイグをハイボールで下さい」

と銘柄を伝えるか

「スモーキーなハイボールをください」

とイメージで伝えることが良いと言えるでしょう。

ハイボールについておすすめの飲み方や銘柄が知りたい方はこちらの記事で。

しかし、最近ではデレビCMの効果もありハイボールと言えば「ウイスキーのソーダ割り」というイメージが定着しつつあることも確かです。

ウイスキーファンにとって、これは嬉しい誤解かもしれませんね…。

フリージング(氷点下)ハイボールの作り方

さて、

前置きが長くなりましたが今回紹介するのはこのハイボールのちょっと変わった飲み方について。

最近よく耳にする「氷点下ハイボール」または「フリージングハイボール」という飲み方をご存知でしょうか。

氷点下ハイボールは、氷点下レベルまで冷やしたウイスキーをベースに使ったハイボールのことです。

勿論、ウイスキーはストレートで飲むもの、ロックで飲むもの、と決めている方もいらっしゃると思います。

それはそれで正解!

大いに結構です。

しかし、ウイスキーには無限の可能性が秘められています。

生誕から数百年と経っている中で、新しい飲み方やマッチする食べ物が次々に発見され、楽しめる幅が未だに広がり続けているのがウイスキーというお酒。

今回紹介する氷点下ハイボールは現代に考えられた革新的な飲み方ですし、ウイスキーをこよなく愛する方からは邪道にも感じられる飲み方かもしれません。

そんな方には「こんな飲み方も今はあるんだなぁ」程度にご理解頂ければ幸いです。

では氷点下ハイボールの作り方を紹介していきましょう!

 

まずはお好みのウイスキーを選ぶこと

まずはウイスキー選びから。

使用するウイスキーについてはスコッチ、バーボン、ジャパニーズ、問わずお好みのものをお勧めしますが、ウイスキーを冷やすと常温の状態よりかなり香りが抑えられてしまいます。

またウイスキーを冷やしたり、常温に戻したりと著しく環境を変えることはウイスキーの風味、品質を損ねる可能性もある為、1度冷凍庫に入れたウイスキーは氷点下ハイボール専用として使用することをお勧めします。

1番良いのはウイスキーを小分けにし、これを氷点下ハイボール専用の瓶として冷凍庫に入れておくことです。

そして、ウイスキーの種類は飲む香り高いシングルモルトではなく1,000円~2,000円代のブレンデッドウイスキーを選ぶことを著者としてはお勧めします。

高級ウイスキーでも勿論良いのですが、中級のブレンデッドウイスキーをおすすめします。理由は後述します。

ウイスキーを冷凍庫でキンキンに冷やす

ウイスキーを選んだら次はそれを冷やします。中級ブレンデッドと言いながら、写真はシングルモルトですが、今回はボトルごと冷凍庫にドーンと投入してしまいます。

氷点下ハイボールといっても温度は-2~0°C。

これが限界と言われています。

これ以下の低温となるとハイボール自体が凍ってしまう為、この程度の温度が限界なのです。

その為、氷点下ハイボールに使用するウイスキーは極限まで冷やす必要があるのです。

ウイスキーはアルコール度数40度以上ありますので、ビールやカクテルなんかよりもずっと凍結点が低く-31~-44.5℃

冷凍庫の温度は大抵-15~-20℃で保たれているためウイスキーを家庭用冷凍庫に入れて保管しても決して凍ることはありません

 

金属製のグラスを用意しましょう

氷点下ハイボールをつくる上でグラスのチョイスはとても重要です。

ガラス製やプラスチック製品ですとグラス内の冷気が逃げやすく、せっかく氷点下ハイボールを作っても短時間しかその冷たさを維持することができないからです。

氷点下ハイボールを作るには、熱伝導率が高いものが理想的です!

ピューター(錫)やステンレス、銅など、熱伝導率が高く保冷が効く金属製のグラスを選ぶと冷たさを長く持続しおいしい氷点下ハイボールが楽しめます。

もちろんガラス製のグラスを冷凍庫で凍らせても良いのですが、金属製グラスに比べると結露しやすく、保冷性も低い為、短時間しか楽しめません。

磨き屋シンジケート ハイボール・ビアタンブラー

最近では冷温をキープ出来るハイボール専用のステンレスタンブラーなども販売されています。

おすすめは「磨き屋シンジケート ハイボール・ビアタンブラー」。

モバイル機器や半導体製造精密装置まで手掛ける「磨き屋シンジケート」だからこそできる、こだわりぬいて磨き上げた秀逸な逸品です。

金属製のグラスは衝撃にも強い為、落として割れる恐れもありません。

一度購入すれば長年楽しめますよ。

炭酸水もなるべく低温に

せっかくウイスキーを低温にしても、ハイボールに使用する炭酸水(ソーダ)が温かったら意味がありません。

従って炭酸水もよく冷やす必要があります。

こちらは冷蔵庫で冷やしてあれば問題ありません。

冷凍庫で冷やしてしまうと、カチンカチンに凍結してしまい使い物になりません。

そして一度凍った炭酸水は解凍しても使えません。炭酸が抜け普通の水になってしまうからです。

炭酸水は凍らせないよう気をつけましょう。

氷点下ハイボールをつくる

出典:ニッカウヰスキー

さて、ここまで準備が整ったらハイボールをつくっていきましょう。

グラスとウイスキーを取り出し、グラスに氷を3~4個入れます。コンビニなどでも売っている大ぶりのロックアイスが良いでしょう。

理由は溶けにくく、味が薄まりにくいからです。

グラスに氷を入れたら、マドラーなどでくるくると氷を混ぜ、グラス全体を冷やします。

水が溶けだしたら捨てましょう。

そして、グラス全体が冷たくなったら、冷凍庫でキンキンに冷やしたウイスキー(45ml~60ml)を氷に馴染ませるように入れていき、マドラーでクルクルとグラスの内側に沿うようにかき混ぜてさらに氷に馴染ませます。

そして冷やした炭酸水でグラスを満たします。

だいたいウイスキーの3倍量です。

その後バースプーンまたはマドラーで底の方から引き上げるように、軽く一回ステアします。

分量はお好みですが、常温の状態よりも飲み口が軽くなるのでやや濃い目になるよう設定するのがコツです。

ウイスキー:ソーダ=1:3程度(もしくは1:2)の比率ですとおいしく召し上がれます。

まとめ

少々手間を必要としますが、ご自宅でも氷点下ハイボールを楽しむことが出来る、ということをご理解頂けたかと思います。

ハイボール好きの方には是非お試し頂きたい飲み方です。

角やブラックニッカはもちろんカティーサーク、ジョニ赤、デュワーズ等、比較的安価なウイスキーでもお楽しみ頂けますので興味のある方は是非!

ABOUTこの記事をかいた人

smoulfish

カントリーミュージック好きの三十代後半ライター。 ウイスキーは大好物ですが、まだまだ勉強中。 記事を書き進めていくうちに造詣を深めていきたいと思っています。