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音のない世界で、ウイスキーと対話する。枕崎「火の神蒸溜所ビジターセンター」がいよいよ明日1月15日オープン

音のない世界で、ウイスキーと対話する。枕崎「火の神蒸溜所ビジターセンター」がいよいよ明日1月15日オープン

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鹿児島県枕崎市、本土最南端のウイスキー拠点「火の神(ひのかみ)蒸溜所」に、待望のビジターセンターが完成。いよいよ明日、2026年1月15日にグランドオープンを迎えます。

「さつま白波」の薩摩酒造が手がけるこの蒸溜所。

これまでBARRELでも、2023年の蒸溜所始動から、昨年10月の「HINOKAMIニューボーン 1」発売、などを報じてきました。

今回のオープンで最も注目を集めているのは、世界初(※薩摩酒造調べ)となる「無響室(むきょうしつ)」でのテイスティング体験です。

究極の静寂。五感が研ぎ澄まされるテイスティング

ビジターセンターの目玉である「無響室」とは、壁や天井が音を完全に吸収し、一切の反響がない特殊な空間のこと。通常は音響実験などに使われる場所ですが、火の神蒸溜所ではこれを「ウイスキーと向き合う究極の環境」として活用します。

雑音が完全に遮断された静寂の中でウイスキーを口にすることで、嗅覚と味覚がこれまでにないほど鋭敏になり、原酒の持つ繊細な香りの層や、複雑な味わいの変化を「純粋な情報」として捉えることができます。まさに、ウイスキーと一対一で対話するような、没入型のテイスティングです。

鰹節の街・枕崎の情熱を五感で味わう

蒸溜所が位置するのは、日本一の「鰹節」の生産地である枕崎。 薩摩酒造が焼酎造りで培った発酵・蒸留技術、そして自社樽工房(クーパレッジ)による熟成の知見。

それらが融合して生まれた一滴を、東シナ海や「薩摩富士」開聞岳を望む絶景のバーカウンターで愉しむことができます。

館内のショップでは、ここでしか手に入らない限定ボトルや、木村硝子店とのコラボレーションによるオリジナルグラス、代官山 蔦屋書店が選書したウイスキー関連書籍なども展開され、ライフスタイルとしてのウイスキーの魅力を多角的に発信します。

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見学コースと予約について

見学ツアーは完全事前予約制。ファンの期待の高さから、すでに注目が集まっています。

  • スタンダードコース(2,000円 / 約60分) ガイド付きの製造設備見学。まずは火の神のものづくりの現場を肌で感じたい方に。

  • 無響室テイスティング体験コース(3,000円 / 約90分) 設備見学に加え、無響室での特別な試飲体験ができる、最もおすすめのプランです。

先日の記事で触れた「スコッチ業界の観光需要の爆発」や「シップ・シーカーズ」のようなインフラの必要性とも重なりますが、これからのウイスキーファンは「ただ飲む」だけでなく、こうした「ここでしかできない特別な体験」を求めています。「無響室で飲むウイスキー」というエッジの効いた仕掛けは、まさにその最適解の一つと言えるでしょう。

鹿児島の津貫や嘉之助を巡り、最南端の枕崎へ。 薩摩酒造のプライドが詰まった「火の神」が、音のない部屋で私たちにどんな物語を語ってくれるのか。いよいよその幕が上がります。




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