株式会社ロッテが展開するクラフト酒チョコレートブランド「YOIYO」より、北海道の厚岸蒸溜所とのコラボレーション最新作「YOIYO酒ガナッシュ<厚岸蒸溜所>ウイスキー立秋」が、2025年12月9日より発売されました。
これまでも「芒種」「立冬」「大雪」など、厚岸ウイスキーの二十四節気シリーズを使用したチョコレートを展開してきた同シリーズですが、今回は「酒ガナッシュ」という新たな形態を採用。厚岸ウイスキーの個性を最大限に表現することに挑んでいます。

「酒ガナッシュ」だからこそ表現できた、厚岸「立秋」の奥深さ

今回のコラボレーションで使用されたのは、厚岸蒸溜所の二十四節気シリーズ第14弾となる「厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー立秋」。 「立秋」は、厚岸特有の重厚なピート香と、柑橘やシェリー樽由来のフルーティーさが調和した、複雑かつ力強い味わいが特徴です。
この個性をチョコレートで表現するためにロッテが採用したのが「酒ガナッシュ」です。 一般的な生チョコレートは生クリームを使用してなめらかさを出しますが、今回の商品ではあえて生クリームを使用せず、その分ウイスキーの配合量を限界まで高めるという独自製法を採用。これにより、アルコール分は3.6%という高濃度を実現しています。

口に入れた瞬間に広がるのは、カカオの甘さではなく、厚岸ウイスキーの芳醇な香り。そして、生クリームを使わないことでウイスキーの輪郭がぼやけず、ピートのスモーキーさやフルーティーな余韻がダイレクトに感じられる設計となっています。
進化し続ける「YOIYO」と厚岸蒸溜所のパートナーシップ

「YOIYO」シリーズは、2021年の立ち上げ当初から厚岸蒸溜所と深いパートナーシップを築いてきました。過去には、ウイスキーを液体に閉じ込めたシェルタイプや、濃厚なテリーヌタイプなど、様々なアプローチで厚岸ウイスキーの魅力を伝えてきました。
以前、当メディアでも「YOIYO」シリーズの第1弾からその動向を追ってきましたが、今回の「酒ガナッシュ」は、第18弾の「黒龍酒造 貴醸酒」で培った技術をウイスキーに応用した、言わば技術の集大成とも言える一品です。

厚岸蒸溜所の樋田恵一社長も、自社のウイスキーがチョコレートという異なるキャンバスで表現されることに大きな期待を寄せており、今回のコラボレーションは、単なる「ウイスキー入りチョコ」の枠を超え、互いのクラフトマンシップが共鳴した作品と言えるでしょう。
年末の特別なギフトとしての提案

本商品は、繊細な味わいと口どけを維持するため、冷凍便での配送・保管が必須となっています。 手軽な常温品ではなく、あえて手間のかかる温度帯を選んだ点からも、品質への妥協なき姿勢がうかがえます。
価格は12粒入りで2,300円(税込・送料別)。 ロッテ公式オンラインショップのほか、厚岸町の「道の駅 厚岸グルメパーク(コンキリエ)」でも販売されます。コンキリエは、厚岸ウイスキーと牡蠣のマリアージュを楽しめる聖地として、多くのウイスキーファンが訪れる場所でもあります。
自分へのご褒美としてはもちろん、ウイスキー好きな方への年末の贈り物としても、これ以上ない選択肢となるはずです。
商品概要
商品名: YOIYO酒ガナッシュ<厚岸蒸溜所>ウイスキー立秋
発売日: 2025年12月9日(火)
価格: 2,300円(税込、送料・クール手数料別)
内容量: 12粒入
アルコール分: 3.6%
販売場所: ロッテ公式オンラインモール、道の駅 厚岸グルメパーク(コンキリエ)
注意事項: 要冷凍。洋酒使用のため、お子様やアルコールに弱い方、運転時などはご遠慮ください。
厚岸蒸溜所の二十四節気シリーズは入手困難なボトルとしても知られていますが、そのエッセンスを凝縮したこのチョコレートなら、より多くのファンが厚岸のテロワールを感じることができるかもしれません。









