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ウイスキーは量でどのくらい値段が変わる?シングル、ダブル、ハーフ、ジガー…の単位を解説

ウイスキーの量の単位

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ウイスキーの量の単位って?

ストレート、ロック、ハイボールに水割りにトワイスアップ……ウイスキーにはいろいろな飲み方があります。

基本の飲み方でも5種類、他のタイプも合わせると4種類くらいでしょうか(詳しくは飲み方のページで!)。

このように自分の好きなように飲み方変えられるのが、ウイスキーの魅力です。

でも、ウイスキーについて、時々耳慣れない言葉を聞くことはありませんか?

シングル、ダブル、ジガー、ショット、ハーフ、ハーフショット……。実はこれらはすべてウイスキーの量を表す用語なのです。

ただ「〇ml」というだけではないのがまたおしゃれな感じですね。

今回はウイスキーの量を表す用語についてマスターしていきましょう。

覚えておくべき量の単位

ウイスキーはビールとは違い、そんなに大量に飲まないもの。

ですから、覚えておくべき量の用語も小さな値を指すものばかりです。

ウイスキーを計量するバーテンダー

シングル

シングルとはおよそ30mlを指し示します。簡易的な測り方では、グラスの底に指1本分の幅を注いで、ワンフィンガーと言うこともあります。

メジャーカップの小さいほうで計量します。

特に指定をしなければ、大抵のお店はシングルで出してくれます。

ダブル

ダブルはおよそ60mlを指示します。グラスの底から指2本分の幅を注いで、ツーフィンガーと言うこともあります。

あまり用いることはありませんが、90mlを指してトリプルということもあります。

トリプルを頼むのは、お店に顔なじみになってからのほうがよいかもしれません。

ジガー

ジガーはシングルとダブルのちょうど間、45mlを指します。

メジャーカップの大きいほうがこれに当たります。

これは日本での単位で、イギリスでは60mlを1ジガーというところもあります。

ショット

度数の高いお酒1杯を、1ショットと呼ぶことがあります。

既定の量を指す言葉と言うよりは、「強いお酒1杯」というニュアンスの方が強い言葉ですので、1ショットが何mlなのか、という明確な定義はありません。

ですから、1ショットを注文してどのくらいの量が出てくるのかはお店によってまちまちです。

30ml(つまりシングル)を出してくれるのが一般的です。

ちなみに非常に高価なウイスキーの場合ハーフショット(15ml)から受け付けてくれる場合もあります。

是非、お店の方に聞いてみましょう。

 

上記でメジャーカップという言葉を連呼していますが、このカクテルメジャーカップのことを指しています。

ジガーカップなどとも呼ばれます。基本的に大きい側が45ml、小さい側が30mlです。

 

外国では量の単位が変わる?
イギリスでは25mlか35mlがワンショットと法律で決められています。アイルランドでは1パイント(568ml)の16分の1の量である35.5mlがワンショットと量る方法もあるそうです。

量によって値段は変わるの?

ウイスキーシングルの量

ウイスキーの値段はピンからキリまでありますので、1杯の値段にはかなり幅があります。

しかし、基本的にはシングルの値段が基準となっています。

なのでダブルを注文すればシングルの2倍、ハーフを注文すればシングルの半額と考えれば大丈夫です。

BARで高価なウイスキーを注文する際にはハーフが適用できるところも多いです(シングル一杯2,000円のものを1,000円で提供)。

少しお値段の張るウイスキーは、バーテンダーさんから『ハーフもできますよ』と声をかけていただけると思います。

是非ハーフで色々な種類を飲んでみましょう。

ちなみにお店によってはダブルを注文した際に、シングルの2倍料金よりも少し安くしてくれるところもあります。

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飲み方はどうしたらいいの?

基本的にどの飲み方でも、量を指定することが出来ます。

初めて飲む銘柄だから一杯試してみたい、というのであればシングルのストレート、もしくはハーフのストレートで。

決まった銘柄を長く楽しみたいならダブルのストレートやダブルのロック。

少し濃いハイボールが飲みたかったら、ダブルのハイボールで。というように、飲み方の幅はいくらでも広がっていきます。

ここではおすすめの飲み方をご紹介します。

ストレートやロックならシングルで

度数の高いままウイスキーを楽しむことのできるストレートやロック。

ウイスキーそのものの個性を存分に楽しむことが出来る飲み方です。

アードベックのようなピートの香りの強いものは、初めて飲むときはなかなか衝撃的なので、自分の好みを確かめるためにもシングルから始めるのがよいでしょう。

また、度数が高いのでいきなりダブルから飲み始めると、飲み切るのが大変になってしまうこともあるかもしれません。

楽しいお酒も量を間違えれば、苦い思い出になってしまいます。ストレートやロックは、多くの人がシングルで楽しんでいます。

ハイボールをダブルで挑戦

ハイボールはウイスキーをソーダで割った飲み方。

炭酸の泡がはじけることによりウイスキーの香りが立ち、爽快なのど越しを楽しめます。

お気に入りの銘柄が見つかって、ハイボールで飲むことにも慣れてきたら、ダブルのハイボールを頼んでみましょう。

いつもの一杯よりも、ウイスキーの個性の引き立ったハイボールを楽しむことが出来ますよ。

ソーダで割るので、度数もそれほど心配しなくて大丈夫です。

ちなみに筆者は、ジャパニーズウイスキーの「白州」のハイボールが大好きで、よく「白州、ダブルのハイボールで!」と頼みます。

シングルでホットウイスキー

寒い季節に体を温めるのに、ホットウイスキーはうってつけ。ウイスキーと、その3倍ほどのお湯を耐熱グラスに注いで飲む飲み方です。

熱で繊細な香りが飛んでしまわないように、熱湯ではなく80度ほどのお湯を使いましょう。

ただ、温かい分酔いが回りやすいのも事実。

シングルのホットウイスキーをゆっくり飲むのでも、体は十分温まりますから、無理にダブルにすることもないでしょう。

また、柑橘類のピールやスパイスと相性がよいのもこの飲み方です。

特にスパイスは体を温める効果を増進してくれますから、「ホットウイスキーで温まろう」と思ったら、量を増やすよりもスパイスで調整するほうがおすすめです。

楽しいお酒も飲みすぎれば毒。自分に合った量を知りましょう。

健康への影響は?

ウイスキーはとても魅力的なお酒。

これだ、という1本が見つかればそれだけでお酒の席が楽しくなります。

しかし、ウイスキーに限らず、お酒は量を間違えれば健康を損なってしまいます。

ビールやチューハイなら飲みなれていて、自分に合った適量がわかるという人も、度数の高いウイスキーとなると、どうも見当がつかない人もいるのではないのでしょうか。

お酒への耐性は個人差の大きいものですが、ここでは楽しく飲める量の目安をご紹介します。

ビール中瓶1杯のアルコールが目安

健康を損なわずにお酒を楽しめる量の目安は、中瓶のビール1本だと言われています。

もちろん個人差があるので一概には言えませんが、今回はこの量を基準にして考えましょう。

ビール中瓶1本には、20グラムのアルコールが含まれています。

これをウイスキーに換算すると、ダブル1杯、つまり約60mlということになります。

ウイスキーを飲むときも、この量を目安に考えるといいですね。

例えば、ウイスキーの味を見比べてみたい、という時には、シングルで違う銘柄を2杯頼むようにしてみましょう。

飲みすぎを防ぎながら、お酒の個性を楽しむことが出来ますよ。

「このお酒をこの量で」これが私の1杯!

ウイスキーは様々な飲み方で楽しむことができるお酒です。

いろいろな飲み方を試すのに加え、自分好みの量を見つけることで、自分にぴったりとくる1杯に出会うことが出来ます。

先に述べましたが、筆者は白州のハイボールを愛していますが、行きつけのダイニングバーで何度かオーダーしていたところ、「ハイボールをください」と言っただけで、バーテンダーさんが白州のボトルを手に取り、「これをダブルですよね」と微笑みかけてくれるようになりました。

「私の1杯」はカウンター越しの会話の種になります。

 

素敵な時間を過ごすためにも、ウイスキーの量にもぜひ関心を持ってみてください。

 





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